にきび(尋常性ざ瘡)
ニキビ(尋常性ざ瘡)は、皮脂腺の過剰な分泌による毛穴の詰まりが原因となることが多いです。皮膚に出来る炎症性の隆起物で膿が出たりします。思春期に多くみられ、顔に出来ると学校生活で恥ずかしくなってしまうこともあり、放っておくと痕になる可能性もあります。
原因としては、皮脂腺の過剰な分泌、それによる毛穴の詰まりで、皮膚の細菌が増えたりすることが要因となります。
ニキビができやすくなるきっかけとして、食生活、ストレスがあげられます。糖分が多い食事はよくないとされています。食生活の見直しや、ストレスを避ける生活をすることも大切です。
検査は、皮膚の検査を行うこともありますが、一般的には不要です。
皮膚の性状を診て診断を行います。時々、ニキビと勘違いして間違える病気として、毛嚢炎という感染症や、酒さ様皮膚炎などがあげられます。
治療法は、症状の程度によって異なります。
主に軟膏薬の塗布によって対処することが多いです。抗生物質の軟膏や飲み薬によって対処することが多いですが、治療によって抗生物質に耐性を持ってしまうこともあるため、治療期間については経過をみながら相談する必要があります。
また、1日2回ほど洗顔をしてもらう、健康的な食生活、適度な運動や睡眠などの生活習慣の見直しをしてもらうこと、ニキビを触ることによって悪化してしまうため、早めに対応することをお勧めします。