便秘
一般的に、成人では1週間に3回以下の排便が続く場合に慢性便秘とされます。
慢性便秘は、腸内環境や腸運動の障害、ストレスや運動不足など、さまざまな原因によって引き起こされます。
検査には、腹部レントゲン検査によって便やガスの貯留具合、場合によっては閉塞していないかどうかの確認を行っていきます。
また、炎症が疑われる場合には超音波検査などを行っていきます。
治療法としては、食生活の改善、日常的な運動により腸の運動を活発化させること、便を柔らかくする薬や腸を動かす薬、腸内環境を整えるような乳酸菌製剤などがあります。
長期的な下剤の使用は便秘を悪化させる可能性があるため、必ずご相談しながら使用してください。
急な便秘の発症は大腸ポリープや大腸がんなどが原因となっている可能性があります。
また、慢性的な便秘を放置していると大腸がん発症のリスクを高めます。
お困りの症状がありましたら、ご相談ください。