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糖尿病

尿病は、血液中のグルコース(血糖)が高くなる病気です。
あまり症状が出る病気ではなく、症状が出る頃にはかなり進行してしまっている状態と言えます。
糖尿病は小さな血管を徐々に傷つけていくため、網膜症などの眼の症状、末梢神経障害などの神経の症状、糖尿病性腎症などの腎臓の症状を起こすことが多いです。また、進行すると脳や心臓などの重症な合併症を起こすことも多いです。

主に二つのタイプがあり、インスリンを分泌する膵臓のβ細胞を自分の免疫細胞が攻撃してしまい、インスリン自体が出ない1型糖尿病。膵臓からインスリンを分泌しているものの、インスリンにあまり反応しなくなってしまった2型糖尿病。

検査としては、空腹時の血糖値、75gのブドウ糖水を飲んで2時間後の血糖値、食事の時間に関係なく血糖値が200mg/dl以上、HbA1cの数値によって診断をします。
1型糖尿病には、そもそもインスリン分泌がされていない状態のため、インスリンによる治療をする必要があります。2型糖尿病の方には、大前提として食事療法が大事となってきます。適度な運動や食事コントロールによって改善する場合もあるため、まずはそれを行ってもらいそれでも改善しない場合に薬を検討します。内服・インスリンによる治療どちらも選択肢としてはあります。血糖測定やインスリン注射の理解が難しい、食事時間がバラバラだったり注射を打つ時間がとれなかったり仕事などの生活形態によって、インスリンによる治療が難しい場合、内服の治療をさせてもらうこともあります。ただ、2型糖尿病の方も、インスリンによって、一時的に膵臓を休ませることが出来るので、将来的なことを考慮しインスリンを導入することも検討しても良いと思われます。導入にあたって、低血糖を起こすなどあっては困るので、血糖測定のやり方を覚えてもらい、定期的な血糖値を確認させてもらってから、徐々に導入をさせてもらいます。

飲み薬はさまざまな種類があります。
血糖値の推移などを確認し、患者様それぞれに合わせて最適な治療薬を検討します。

当院では当日にHbA1cの結果がわかりますので、治療を受けられてしっかりと治療の効果が出ているか確認をその場で出来ます。治療の効果が確認できれば、さらに次のモチベーションにつながりますので、お気軽にお問い合わせください。

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