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動悸

心臓が速く鼓動し、不快感を自覚するもののことを動悸と言います。
原因はさまざまで、不整脈を含む心臓疾患、不安やストレス、過剰なカフェイン摂取、貧血、甲状腺機能異常症、低血糖、脱水、薬剤性などが考えられます。

検査としては12誘導心電図検査、24時間測定するホルター心電図検査、心臓超音波検査、血球計算機による貧血の確認、血糖値測定や、ホルモン分泌(内分泌)血液検査などを行います。

ホルター心電図

24時間など長時間にわたって心電図を記録する検査のことを言います。
通常の12誘導心電図検査では数分から数十分程度の記録時間であり、動悸症状が起きていない状態では異常がつかまらない可能性がありますが、ホルター心電図では長時間記録することで、日常生活の中で発生している心拍数の変動や不整脈、狭心症の発症などの異常を詳しく把握することができます。

検査当日に装着した機器を持ち歩き、普段通りの日常生活を送りながら心電図を記録します。
検査期間中は、記録装置をつけたまま寝たり、入浴したりすることもできます。
ただし、激しい運動をする場合には装置を外す必要がある場合があります。

ホルター心電図検査は、不整脈や頻拍、狭心症や心筋梗塞など、短時間の心電図検査では検出しづらい異常を発見するために行われることが多く、治療法については、検査結果に基づいて医師が判断し、適切な治療法を選択することになります。

動悸の治療法

動悸の治療には、原因に合わせた治療が必要となります。
超音波や、心電図検査によって心臓疾患や不整脈が原因とわかった場合には、専門医療機関をご紹介させていただきます。
生活習慣の改善も重要となることがあります。
規則正しい生活や十分な睡眠、適度な運動を行うことで、発症を抑えることが出来ることもあります。
過剰なカフェイン摂取が原因となることもあるため、カフェイン摂取を控えることが必要となります。

薬物療法としては、抗不安薬やβ遮断薬が使われることがありますが、副作用や依存症などのリスクもあるため、適切な治療を受けることが大切です。
まずは、原因を調べるための検査を行いますので、動悸症状でお困りの際はご相談ください。

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