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手足口病

手足口病は、コクサッキーウイルスやエンテロウイルスによって引き起こされる感染症で、主に乳幼児や幼稚園児に多くみられます。

症状としては、発熱やのどの痛み、口内炎、手足に水泡や赤い発疹が現れます。口内炎は唇、舌、歯肉、口の中の粘膜に発生し、痛みや食欲不振、唾液の分泌低下などがみられます。手足にできる水泡や発疹は、手のひらや足裏、指の間、手の甲などに現れ、かゆみや痛みを伴います。一般的には、発疹は通常口内炎や発熱の症状が出てから2~3日後に現れます。そのため、最初は普通の風邪と間違われることもあります。症状の程度は個人差がありますが、一週間程度で改善することが多いです。

治療は主に対症療法になります。発熱には解熱剤、口内炎には痛み止めや軟膏、水泡にはかゆみ止めの薬が使用されます。

予防は手洗い、うがい、マスクの着用、消毒の徹底などが推奨されています。感染している子供との接触を避け、子供たちが集まる場所での消毒など、近隣で流行している場合は感染予防を徹底することが大切です。

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