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咳は、気管や気管支、肺などの呼吸器からの刺激によって引き起こされる反射のことを言います。
空気中にある異物や、気管支や肺に溜まっている痰を取り除くために重要な役割を果たしています。
風邪やインフルエンザ、気管支炎、肺炎、喘息、アレルギー、喫煙などが原因として考えられます。
中には肺がんの初期症状の可能性もあります。
2週間以上続く慢性的な咳の場合は、喘息、慢性閉塞性肺疾患(COPD)や、肺だけではなく慢性副鼻腔炎、逆流性食道炎や心不全など別の臓器による症状も考えられます。

慢性的に続く咳の場合、身体診察の他に血液検査、胸部レントゲン検査、呼吸機能検査、呼気一酸化炭素検査、呼気一酸化窒素検査、痰の検査やアレルギー検査といったことを行います。
当院ですぐに行うことが出来ますので、お気軽にご相談ください。
検査の結果、CT検査や気管支鏡検査といったより詳しい検査を行う必要がある場合は、近隣の専門医療機関にご相談させていただきます。

治療には、様々な咳止めの薬があるため、症状や病気によって適したものを処方させていただきます。
また、病気によっては抗生物質やステロイド剤、吸って治療する吸入剤、貼って治療する貼付剤を処方することもあります。
喫煙者の場合は、禁煙が推奨されます。
禁煙外来も行っておりますので、お気軽にご相談ください。

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