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アザができやすい

アザは、衝撃や打撲などにより、皮下組織内の毛細血管や小さい動脈が損傷し出血が起き、その出血した血液が皮下にたまり、青紫色の斑状の痕となって現れる症状です。
そのため、アザが出来る原因は、主に打撲や、激しい運動などが考えられます。
中には血管の異常や、出血が止まりにくい方などもあげられます。

基本的に打撲や激しい運動によって生じたアザに関しては自然に治癒することが多いですが、原因が明らかでない場合、血管の異常や血液を固める凝固機能が低下している可能性もあるため、ご相談していただく必要があります。

血液を固める凝固機能が落ちている場合は、いくつかパターンがあります。そもそも「かさぶた」の材料である血小板が少なくなっているケース、その血小板を繋ぎ止めておく粘着剤の凝固因子というものが少なくなっているケースがあげられます。
いずれの状態であっても専門医療機関で治療を受ける必要があります。
中には、採血した際、スピッツという入れ物に血液を入れ検査していくのですが、スピッツの中には血液が固まらないように抗凝固剤というものが入っています。その抗凝固剤に反応してしまい、逆に凝固、固まってしまう人がいます。固まった血小板は通常の血小板として数えられず、見かけ上低下しているように見えてしまう偽性血小板血症という方もいます。採血のスピッツを変更する、採血してから検査するまでの時間を短くするなどして対応すれば、正常になる可能性もあるため、健康診断などでもし血小板減少と指摘された場合は、ご相談いただければと思います。

ご自分の免疫細胞が血小板や血小板を繋ぎ止める凝固因子を壊してしまっている可能性もあります。特殊な検査や治療が必要になることが多く、専門医療機関にご相談させていただくことがございます。

また、飲んでいる薬の中には血小板や凝固因子を減らしてしまう副作用があるものもあります。治療薬の見直しなども行う必要が出てきますので、早めにご相談ください。

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